ソニー赤字1283億円
ソニーは14日、2015年3月期の連結業績予想を示し、最終的なもうけに当たる純損益が500億円の赤字となり、2年連続で赤字に陥る見通しだと発表した。電機各社の業績はリストラや円安の効果で急回復しており、ソニーの「独り負け」が鮮明となっている。
東京都内で記者会見した吉田憲一郎最高財務責任者(CFO)は赤字見通しを示した理由を「(費用がかかっても)事業の構造改革をやり切るため」と説明した。主なものは、不採算だったパソコン「VAIO(バイオ)」事業からの撤退に絡む損失だ。同事業はことし7月に投資ファンドに売却する。
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