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日米、牛肉関税20%前後で調整

[2014年04月30日 18:50]

 環太平洋連携協定(TPP)交渉に絡み、日米両政府が、日本の牛肉関税を38・5%から半分の20%前後に引き下げる方向で調整していることが30日、分かった。焦点は、輸入急増を防ぐ日本の緊急輸入制限(セーフガード)を、米国がどこまで認めるかに移っている。10%未満を主張してきた米国が日本に歩み寄った。政府、与党の複数の関係者が明らかにした。
 難航していた牛肉の扱いで着地点が見えてきた。日米は大筋合意に向けた詰めの協議に入る。
 日米を含むTPP交渉の参加12カ国は、5月19、20日にシンガポールで閣僚会合を開く方向で調整している。

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