池田小事件で文書1万3千点保存
2001年6月に児童8人が犠牲になった大阪教育大付属池田小(大阪府池田市)の校内児童殺傷事件で、大教大が記憶の風化や資料散逸を防ぎ、事件の教訓を後世に残すことを目指し、これまでに文書だけでも約1万3千点の資料を収集し、保存していることが27日、学校関係者らへの取材で分かった。
事件当時の教職員による報告や犠牲者を出した原因をめぐる遺族と学校の話し合いの記録など、事件に関係する全ての資料を対象としている。
さらに、新聞記事や写真、ネガフィルム、ビデオ映像、音声テープなども編集して保存。1カ所に集め、データベース化も進めている。
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