韓国客船、客室で25遺体収容
【珍島共同】韓国・珍島沖の旅客船セウォル号沈没事故で、海洋警察などの救助チームは22日夜から23日午前にかけて潜水士による捜索を続け、修学旅行の高校生が利用していた船内の大部屋などから新たに29遺体を収容した。これで死者は計150人、不明者は152人となった。
対策本部によると、救助チームは22日午後、事故当時に多くの高校生がいたとされる船内の食堂への進入に初成功、捜索したが、不明者は見つからなかった。
合同捜査本部は23日までに、新たに遺棄致死の疑いで船員3人を拘束。聯合ニュースによると、検察は23日、親会社の元会長宅など約10カ所を家宅捜索した。
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