ウクライナ、銃撃戦で3人超死亡
【ドネツク共同】ウクライナ内務省は20日、東部ドネツク州スラビャンスク周辺の親ロシア派が設置した検問所で20日未明に銃撃戦があり、少なくとも親ロ派3人が死亡、3人が負傷したと発表した。襲撃した身元不明の集団側にも死傷者が出たが数は不明。
ウクライナ危機打開を目指して米国とロシア、ウクライナ、欧州連合(EU)の4者が17日に武装解除や庁舎退去、暴力自制に合意したジュネーブ声明発表後、死者が出た衝突は初めて。ドネツクでは親ロ派が州庁舎を占拠してから19日で2週間が過ぎたが依然として退去の気配はなく、合意履行が困難な状況が浮き彫りになった。
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