【ワシントン共同】ケリー米国務長官は24日、国務省で緊急声明を読み上げ、ロシアがウクライナ東部で組織的に混乱をあおり続けていると激しく非難、「このまま進めば重大な過ちとなり、高い代償を払うことになる。準備はできている」と制裁強化を警告した。
ロシアが同日、ウクライナとの国境地帯で軍事演習を始めたことを受け、ケリー氏は対ロ批判を一段と強めた。米政府は他の先進7カ国(G7)とも連携しながら、ロシアへの「追加措置」を協議している。
米政府は、ウクライナ政権側の対テロ作戦で親ロシア派に死者が出たことなどを口実に、ロシアが軍事介入しかねないとの危機感を強めている。
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