【クアラルンプール共同】オバマ米大統領は27日、クアラルンプール近郊プトラジャヤでマレーシアのナジブ首相と会談した。環太平洋連携協定(TPP)交渉をめぐる2国間の対立点を解消し、TPPをできるだけ早く妥結させる必要性で一致。インド洋に墜落したとされるマレーシア機の捜索協力継続や南シナ海問題の平和解決も確認した。
TPPをめぐる日米協議の「進展」(米政府高官)を受け、もう一つの難関であるマレーシアとの懸案解決を加速させた。米側は5月にも開かれるTPP交渉参加12カ国の閣僚会合で、全体交渉に一定のめどをつけたい考えだ。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。