旅客船沈没、韓国首相が辞意表明
【ソウル共同】韓国南西部・珍島沖の旅客船セウォル号沈没事故で、鄭ホン原首相は27日、ソウル市内で緊急記者会見し、政府の事故対応に問題があったとして国民に謝罪し、責任を取って辞職する意向を表明した。
事故では、政府当局が救出者や不明者の数を何度も訂正したほか、乗客の救助も遅れたなどとして、政府の事故対応に批判が出ていた。300人以上が死亡、行方不明となった大惨事は、朴槿恵政権ナンバー2の辞意表明に発展した。
大統領府によると、朴大統領は鄭氏の辞任を、事故を収拾させた後に認めることを決めた。
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