放鳥トキのひな生まれる
環境省は27日、新潟県佐渡市で放鳥された国の特別天然記念物トキのつがい1組からひなが生まれたと発表した。今年誕生したひなは計6羽となった。
環境省によると、つがいは8歳雄と9歳雌で、ともに2008年に佐渡市で放鳥されていた。ひなの姿は確認されていないが、雌が餌を与えている様子から生まれたと判断した。順調にいけば、約40日後に巣立つ。
佐渡市では27日現在、他に16組が卵を温める「抱卵」をしている。
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