日米閣僚がTPP協議開始
【ワシントン共同】甘利明・環太平洋連携協定(TPP)担当相は16日、TPP交渉の日米間の協議をめぐり、米首都ワシントンでフロマン米通商代表と夕食を交えて会談した。甘利氏は終了後に記者団に対し、今回の閣僚折衝前に米側から伝えられた方針が「とてものめるような内容ではなかった」と説明した。農産物の重要5項目などをめぐり、米側が事前に自由化の原則論を伝えてきたとみられる。
甘利氏が出席したのは米通商代表部主催の夕食会。17日から本格的な折衝に入り、18日までフロマン氏との話し合いを重ねる見通しだ。首脳会談での大筋合意を目指し、閣僚同士の協議でヤマ場を迎える。
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