【ニューヨーク共同】9日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は米経済の先行き期待で前日比32・37ドル高の1万6583・34ドルと3日続伸して取引を終え、4月30日につけた終値の史上最高値を約1週間ぶりに更新した。
米経済は東部などを襲った寒波が経済指標にも悪影響を与えたが、最近は消費関連の指標が改善するなど回復傾向が顕著になっている。
ただ「強い材料があるわけでもないのに、買いが優勢になっており、今後は調整局面があるかもしれない」(証券会社アナリスト)との慎重な見方もある。
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