【ワシントン共同】核開発をめぐる国際社会の経済制裁を逃れるため、イラン革命防衛隊が設立したとみられる企業が、韓国大手銀行の口座に10億ドル(約1020億円)相当を超える韓国ウォンを蓄えていたことが4日、分かった。外交筋が明らかにした。
革命防衛隊はイラン指導部に直結する親衛隊的な性格を持つ。米財務省はフロント企業を使ったマネーロンダリング(資金洗浄)の可能性があるとみて、この企業の制裁対象指定も視野に調査を進めているもようだ。
外交筋によると、問題の企業はテヘランを所在地とする「ペトロシナ・アリャ」。
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