【エルサレム共同】イスラエルのメディアによると、イスラエルは24日、パレスチナとの和平交渉を中断することを決めた。パレスチナ自治政府のアッバス議長側が、自治区ガザを支配するイスラム原理主義組織ハマスと暫定統一政府の発足を目指すことなどで合意したことに対する措置。
中東和平交渉は29日の交渉期限を前に、事実上暗礁に乗り上げた。和平交渉は米国の仲介によって約3年ぶりに再開したが、双方が互いへの不信感を強める形となった。
イスラエルとパレスチナは昨年7月に和平交渉を再開した。ただ双方の主張の溝は埋まらず、交渉期限の延長を目指す協議が続いていた。
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