【キエフ共同】ウクライナ新政権は15日、親ロシア派住民らが行政庁舎などを占拠していた東部ドネツク州などで、親ロ派の強制排除に踏み切った。
インタファクス通信によると、ウクライナのトゥルチノフ大統領代行は同日、同州北部クラマトルスクの軍用飛行場を特殊部隊が奪回したと強調。ロシア通信は飛行場での強制排除で銃撃戦が発生、親ロ派の4人が死亡、2人が負傷したと伝えた。
ロシアはウクライナ国境に多数の兵員を集結させており、ウクライナ新政権が親ロ派住民に対する実力行使に踏み切ったことで、ロシアの軍事介入を招く恐れも出てきた。
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