【ボストン共同】自民党の石破茂幹事長は3日夜(日本時間4日昼)、離島など領域の警備を強化するための法整備を先行させる考えを示した。関連法案の審議を秋の臨時国会にも始めたいとの意向だ。米ボストン市内で同行記者団の質問に答えた。
領域警備は、例えば漁民を装った武装集団が沖縄県・尖閣諸島に上陸しようとする場合の対応を指す。他国による組織立った武力攻撃に至る前の段階で、グレーゾーンとも呼ばれている。
石破氏は想定される安全保障関連の法整備について(1)グレーゾーン対応(2)集団的自衛権行使(3)国連平和維持活動(PKO)など集団安全保障―の3分野になると指摘。
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