TPP、日米閣僚が今夜再協議へ
【ワシントン共同】甘利明・環太平洋連携協定(TPP)担当相は17日、農業の重要5項目の関税をめぐり難航しているTPP交渉の日米協議の打開を目指して、米首都ワシントンで米通商代表部(USTR)のフロマン代表と折衝した。結論には至らず、18日朝(日本時間同日夜)に再び協議することになった。
甘利氏は協議終了後に記者会見し、交渉の主要な部分が進展していないことを明らかにした。「膠着状態が続いている」との認識も示した。
17日の協議は朝から深夜まで続いた。いったん閣僚同士の協議を中断し、事務レベルで調整した後、閣僚折衝を再開したが、不調に終わった。
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