過労死を防止するための法律制定に取り組んでいる超党派の国会議員連盟(議連)が23日、東京都内で総会を開き、国として防止対策を実施することを柱とした自民党ワーキングチームの法案を大筋で了承し、開会中の通常国会で成立を目指すことを確認した。
法律をめぐっては、昨年に野党6党の議員が先行して法案を提出。自民党雇用問題調査会のワーキングチームがその後、法案をまとめた。
議連事務局長の泉健太衆院議員(民主党)によると、5月上旬をめどに各党が党内手続きを終え、野党案を取り下げた上で、あらためて自民党案を議連として提出する方向という。
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