2月から3月に実施された東京都立高校の入試で、少なくとも48校で139件の採点ミスがあり、本来は合格していたのに不合格となった受験生が4校で4人いたことが18日、都教委への取材で分かった。
都教委は4人の保護者に謝罪した。希望があれば入学を認め、現在通っている高校の入学金なども支払う方針。前年度の入試の実態も調査し、再発防止策を検討する。
都教委によると、入試は全日制や定時制、通信制の約220校で実施。大半は共通問題を利用。採点ミスは国語、数学、社会、理科、英語の5教科全てで見つかった。誤答を正答としたのが48件、正答を誤答と間違えたのが39件など。
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