宇宙基地船長の若田さんが帰還
【ジェスカズガン(カザフスタン)共同】日本人初の国際宇宙ステーション船長を務めた若田光一さん(50)が14日午前10時58分、ソユーズ宇宙船で半年ぶりに中央アジア・カザフスタンに帰還した。
若田さんは船長を務めた2カ月間、ステーションの運用や科学実験などの任務を着実にこなし、日本人飛行士に対する評価を高めた。今回の宇宙滞在は188日で1回の飛行としては日本人最長、通算の滞在日数は348日となった。帰還で全ての任務を完了した。
若田さんは同日午前4時25分ごろ、笑顔で手を振ってステーションに別れを告げ、米国とロシアの飛行士と共に3人で宇宙船に搭乗した。
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