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菊地被告に罪の意識あったはず

[2014年05月08日 18:25]

 東京都庁小包爆弾事件の殺人未遂ほう助罪などに問われた元オウム真理教信者菊地直子被告(42)の裁判員裁判の初公判は8日午後も東京地裁で続き、事件で左手の指を全て失った元都職員内海正彰さん(63)が証人尋問で「十数年逃げていた被告には罪の意識があったはず。償いが人の道だ」と述べた。
 菊地被告は「運んだ薬品が爆薬の原料とは知らなかった」と無罪を主張している。
 内海さんは事件を振り返り「爆弾の入った封筒は乱雑な字で宛名が書いてあり、異様な感じを受けた」と証言。今でも小銭やナイフとフォークの扱いなどに不便さを感じる、と後遺症について説明した。

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