ミズノ、飛ぶ統一球問題で謝罪
プロ野球の1軍公式戦で使用されている統一球が規定より飛びやすくなっている問題で、製造元のミズノの水野明人社長が15日、東京都内で記者会見し、在庫の約2300ダースを全球検査して適合品を22日にも納入したい考えを示した。並行して規定に適合する球の生産を開始し、5月上旬には安定供給が可能との見通しを明らかにした。
水野社長は「私たちの不手際により、皆さまに多大なご迷惑をお掛けし、心からおわび申し上げます」と謝罪し、原因として球の芯を巻く毛糸の乾燥を挙げた。通常よりもきつく巻く必要が生じ、球が硬くなって反発係数が上がったとの調査結果を報告した。
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