韓国沈没、3等航海士が操縦指示
【珍島共同】韓国南西部、珍島沖の旅客船沈没事故で、複数の韓国メディアは18日、事故当時、操舵手に操縦を指示するなど船長の業務をしていたのは、航海士となって1年余りの20代の3等航海士で、船長は休息中だったと報じた。
海洋警察は、業務上過失致死傷などの容疑で17日から船長の取り調べを始めているが、3等航海士の判断や行動の解明も事故原因究明の焦点になりそうだ。
船舶関係者は、3等航海士でも操船の指示を行うことは法的に問題ないと指摘しているが、潮流が速いことで有名な現場海域を通過する際、経験の浅い航海士に操縦を任せた判断が問われそうだ。
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