シャープ、3年ぶりに黒字転換
経営再建中のシャープが12日発表した2014年3月期連結決算は、純損益が115億円の黒字となり、3年ぶりに黒字転換した。前期は5453億円の赤字だった。
主力の液晶パネルの販売回復や、人件費削減などリストラ効果が寄与し、本業のもうけを示す営業損益が前期の1462億円の赤字から1085億円の黒字に急回復。純利益を従来予想の50億円の2・3倍に押し上げた。
ただ、15年3月期については、営業利益を1千億円、純利益を300億円と見込み、中期経営計画で示していた目標をそれぞれ100億円引き下げた。
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