韓国船沈没、食堂内を捜索へ
【珍島共同】韓国南西部、珍島沖の旅客船セウォル号沈没事故で、海洋警察などは21日、事故当時に多くの修学旅行の高校生がいたとみられる船内の食堂への進入ルートを確保したと明らかにした。同日昼から潜水士が食堂に進入して捜索を試みる。
海洋警察などは20日夜から21日朝にかけて夜通し捜索を続け、船内や海上から計6人の遺体を収容。死者は64人、行方不明者は238人となった。21日朝までに生存者は見つかっていない。発生から6日目を迎え、不明者が船内から無事救出される可能性は非常に低くなっている。
当局は、海上と船内を結ぶロープを複数設置し、船内進入が容易になった。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。