【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)は4月30日、米国債などを買い入れて市場に大量のお金が出回るようにする量的緩和政策について、購入額をさらに縮小すると決めた。景気が順調に回復していると判断したためで、5月から100億ドル(約1兆円)減らして月額450億ドルとする。事実上のゼロ金利政策については継続する姿勢を示した。
30日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、昨年12月31日につけた終値の史上最高値を4カ月ぶりに更新した。
順調にいけば今年10月にも購入額がゼロになり、量的緩和を終える可能性が高まった。
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