無人潜水機を日仏で共同研究
日本、フランス両政府は防衛装備品の共同開発の一環として、警戒監視に使う無人潜水機の共同研究を開始する方針を固めた。5月5日の安倍晋三首相とオランド仏大統領の首脳会談で合意する方向で調整している。日本政府関係者が29日、明らかにした。日本側には武器輸出三原則に基づく禁輸政策の転換を踏まえて安全保障分野で連携を強め、フランスとの関係強化を図る中国に対抗する狙いがある。
防衛装備品の研究については、水中で長時間の警戒監視活動ができる無人潜水ロボットの燃料電池など関連技術を想定している。防衛省は既に、2014年度予算に無人機技術の研究費約5億円を計上している。
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