安倍首相は24日のオバマ米大統領との首脳会談の際、米国で生産が増加する新型天然ガス「シェールガス」の対日輸出を拡大するよう要請する意向を固めた。政府筋が20日明らかにした。シェールガスを「燃料調達費削減の切り札」(政府筋)と位置付けており、埋蔵量が豊富な米国から割安なガスを調達することで燃料の安定確保とコスト削減を狙う。
日米首脳会談で、首相は安全保障面の連携だけでなく、エネルギー・経済分野の協力強化も確認する考え。太陽光発電などクリーンエネルギーに関する協力加速を提案する見通しだ。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。