9割近くが「自立」選択
【ドネツク共同】ウクライナ東部2州で親ロシア派勢力が実施した「国家としての自立」の是非を問う住民投票で、ドネツク州の親ロ派組織「ドネツク人民共和国」の中央選挙管理委員長は約89%が賛成票を投じたと述べた。インタファクス通信が12日報じた。正式な開票結果は同日午後(日本時間同日夜)に発表される。親ロ派が勝利を宣言するのは確実だ。
親ロ派は今後、住民投票を根拠にウクライナ政権に対し幅広い「自決権」を求めるとみられる。住民投票を「法的に無効だ」と非難する政権との対立は収拾がつかなくなる恐れもある。
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