韓国沈没船生存者救助、望み薄く
【珍島共同】韓国南西部、珍島沖の旅客船「セウォル号」沈没事故は、23日で発生から1週間になる。船内から遺体の収容が進む一方、生存者は見つかっておらず、安否不明者の家族の望みは薄れつつある。
検察と警察の合同捜査本部は船長ら乗組員8人を逮捕・拘束し、事故原因などの究明に全力を挙げている。収拾に当たる政府の対応には不手際が目立ち、朴槿恵政権への批判も高まっている。
仁川から済州島に向かっていたセウォル号には、ソウル郊外の修学旅行の高校生ら476人が乗船。16日の事故直後に174人が救助されたが、22日までに121人が死亡、181人の安否が不明となっている。
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