中国、不機嫌パンダにテレビ支給
【北京共同】中国雲南省昆明市の動物園はこのほど、精神的に不安定なジャイアントパンダ「思嘉(スージャー)」の機嫌を直すため、飼育スペースにテレビを設置した。中国メディアが15日伝えた。
思嘉は2008年の四川大地震の後、ジャイアントパンダ「美茜(メイチエン)」と共にこの動物園に引っ越し。仲良しの美茜が今年、四川省に戻った後、残された思嘉は飼育員を無視したり餌を残したりするようになったという。
飼育員はテレビで思嘉と美茜の幼少期の映像を再生。また美茜がよくいた場所にパンダの模型を置くなど、あの手この手で思嘉の機嫌を取っている。
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