【ドネツク共同】ウクライナ軍は2日早朝(日本時間昼ごろ)、親ロシア派の住民らが行政庁舎などを占拠するウクライナ東部ドネツク州スラビャンスクへの攻撃を再開し、親ロ派側の反撃で本格的交戦に発展した。タス通信によると、ウクライナ軍のヘリ3機が撃墜され、一連の戦闘でウクライナ軍2人、住民側1人が死亡した。死者には撃墜されたヘリの搭乗員1人が含まれるとみられる。
ロシアのペスコフ大統領報道官は、ウクライナ軍の攻撃により、暴力の自制などを定めたウクライナ、米ロなどのジュネーブ声明合意の「最後の望み」が絶たれたと発言。合意は破綻の危機に直面した。
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