沈没後初めて船内から3遺体発見
【珍島共同】韓国南西部、珍島沖の旅客船沈没事故で、韓国海洋警察は19日、潜水士が同日早朝、水没した船内で3人の遺体を発見したと明らかにした。16日に沈没した後、船内で遺体が見つかったのは初めて。韓国政府の合同捜査本部は19日未明、事故当時に操舵室を離れていたイ・ジュンソク船長(68)と、操船していた女性の3等航海士(25)、操舵手(55)の計3人を逮捕、事故原因の究明を急ぐ。
19日昼ごろには沈没から72時間が経過。陸上の生き埋め事故などでは生存率が大きく低下する目安とされる。海洋警察は不明者捜索を続けているが、今後さらに犠牲者が増える可能性がある。
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