【ロンドン共同】国際的な非政府組織(NGO)セーブ・ザ・チルドレンは11日までに「お母さんに優しい国」をランク付けした報告書を発表した。首位はフィンランドで、日本は昨年より一つ順位を下げ32位だった。
毎年実施されている調査は今年で15回目。世界178カ国で、5歳未満の子どもの死亡率や女性議員の割合など五つの指標を比べた。2位はノルウェー、3位スウェーデン、4位アイスランドで、高福祉で知られる北欧諸国が上位を占めた。
日本は子どもの死亡率などでは上位に付けたが、北欧諸国と比べて女性議員の割合が低く、総合的な順位は伸び悩んだ。韓国は30位、米国31位。
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