【リオデジャネイロ共同】アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで、養父母に車庫の中で9年間、犬や猿と共に監禁されていた15歳の少女が救助された。少女はパンや水しか与えられず、体重は約20キロしかなかった。捜査当局は40歳前後の養父母を拘束した。同国メディアが17日報じた。
少女は2001年、きょうだいが多かったことから養父母に預けられ、当初からベルトで打たれるなどの虐待を受けた。車庫での監禁は05年に始まり、2度しか外に出ることを許されなかった。
犬や猿に与えられた餌の残り物を食べて飢えをしのいでいたという。少女は病院で手当てを受けている。
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