【ワシントン共同】米農務省は18日、日本でも感染拡大が問題となっている豚流行性下痢(PED)に対する監視強化を発表した。養豚業者らに感染例の報告を義務付ける。感染が疑われる豚や輸送に使った車両の移動状況についても報告を求める。
農務省によると、1971年に英国で初めてウイルスが確認されたPEDは、昨年までに欧州やアジアの大半に拡大。米国では昨年5月にアイオワ州で初めて感染例が見つかった。ダウ・ジョーンズ通信によると感染例は米国の30州近くに広がり、これまで数百万頭が処分されたとみられる。
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