【ソウル共同】26日の朝鮮中央通信によると、北朝鮮の金正恩第1書記は砲兵の射撃訓練を視察し、「反米対決戦を目前に控えた今、戦闘準備より重要なことはない」と強調、緊張感が足りないと部隊関係者を叱責した。視察日は不明。
4回目の核実験の構えを見せる北朝鮮の指導部は最近、米国や韓国との対決姿勢を鮮明にしている。金第1書記の発言には現場を引き締め、緊迫感をさらに高める狙いがありそうだ。
金第1書記は、訓練で兵士が迅速に行動しなかったと指摘し「この部隊の指揮官の心は戦場から離れているようだ」と叱った。
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