3日午前10時2分ごろから正午にかけ、岐阜県の高山奥飛騨温泉郷で震度3の地震が6回あった。同温泉郷ではこのほか、震度2を2回、震度1を6回観測した。気象庁によると、いずれも震源地は岐阜県飛騨地方で、震源の深さはごく浅い。
気象庁によると、今回のように震源がごく浅い場合、連続して余震が起きる可能性があるという。また、高山周辺は以前から小さな地震が起きている場所だとしている。岐阜地方気象台によると、高山市と長野県にまたがる焼岳の火山活動との関係はないとみられる。
広い範囲で揺れが観測された午前10時2分ごろに起きた地震の規模はM4・3と推定される。
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