韓国、海洋警察施設を捜索
【珍島共同】韓国南西部、珍島沖での旅客船「セウォル号」沈没事故の救難対応をめぐり、検察などの合同捜査本部は28日、沈没直前の救助活動に問題があった疑いがあるとして、木浦海洋警察署を家宅捜索した。また、韓国海洋警察庁は28日午前、救助の警備艇がセウォル号に接近した際の映像を公開した。
映像には、大きく傾いた船から避難している人がほとんどいない状況でイ・ジュンソク船長(68)=遺棄致死容疑などで逮捕=が下着姿で警備艇に乗り移る姿が映っており、乗客の救命措置を取らずに船から逃げていたことをうかがわせた。
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