野生のトキ、ひな初誕生を確認
環境省は6日、新潟県佐渡市で放鳥されたトキが2012年に野生で産んだ雄を含むつがいから、ひなが生まれたことが確認できたと発表した。放鳥トキから数えて3世代目の誕生は初めて。野生で生まれ育ったトキにひなが生まれたことで、自然の繁殖活動が軌道に乗りつつあるといえそうだ。
環境省によると、つがいは、雄が12年に野生で誕生した8羽の中の1羽。雌は出雲市トキ分散飼育センター(島根県)で生まれ、昨年放鳥されていた。
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