安倍首相、岩手被災地視察
安倍晋三首相は27日、東日本大震災で津波の被害を受けた岩手県野田村や岩泉町を訪れ、災害公営住宅などを視察した。約3年ぶりに全線で運転を再開した三陸鉄道にも乗車した。復興に向け産業再生に取り組む考えを記者団に示した。首相の被災地入りは第2次政権発足後14回目。
首相は岩泉町で記者団に「復興が着実に進んでいると実感した。さらに復興を加速させなければならない」と表明。産業再生を柱とした政府の復興推進委員会の提言を踏まえ「産業復興の推進計画を早急に取りまとめ、全省庁の有能な人材を活用して実行に全力を挙げるよう(根本匠復興相に)指示した」と語った。
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