【キエフ共同】ウクライナ新政権は15日、親ロシア派住民らが行政庁舎や警察署を占拠する東部ドネツク州などに軍部隊などを投入し、親ロ派の強制排除に踏み切った。インタファクス通信によると、トゥルチノフ大統領代行は、同州北部クラマトルスクの軍用飛行場を特殊部隊が奪回したと表明。ロシア通信は飛行場での銃撃戦で親ロ派の4人が死亡、2人が負傷したと伝えた。死者数は11人との情報もある。
ロシアのプーチン大統領は15日、国連の潘基文事務総長やドイツのメルケル首相と電話会談。ウクライナは内戦の危機にひんしているとメルケル氏に述べ、新政権を非難するよう潘氏に訴えた。
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