国連で北朝鮮核に非難続出
【ニューヨーク共同】国連本部で開幕した核拡散防止条約(NPT)再検討会議の準備委員会で28日、加盟各国や国連高官の演説が行われ、4度目の核実験をちらつかせる北朝鮮非難や、北朝鮮のNPT復帰を求める声が相次いだ。
日本の岸信夫外務副大臣は、非核保有12カ国による「軍縮・不拡散イニシアチブ(NPDI)」を代表して演説し、NPT脱退を宣言した北朝鮮の核開発継続が「NPTや国際的な不拡散体制を弱体化させている」と批判。核兵器や開発計画を全廃し、NPTに復帰するよう求めた。
国連のケイン軍縮担当上級代表も「NPT非加盟の国々が核武装している」と懸念を示した。
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