【ワシントン共同】米シンクタンク、科学国際安全保障研究所(ISIS)は26日、北朝鮮・豊渓里の核実験場を撮影した最新の衛星写真の分析結果を発表した。南側坑道入り口付近での作業が確認され、数日内に実験を強行する可能性が排除できないとしている。
同時に、北朝鮮が過去に核実験の準備をしながら実際には実施しなかったことがあると指摘。政治的な要因も絡むため予測は難しいと強調した。
一方、北朝鮮情勢に詳しい外交筋は、北朝鮮が今月中旬に南側坑道の入り口をふさいだとみられるとし、この時点で核爆発装置や計測機材の設置など坑道内での作業は終えたとの見方を示した。
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