米代表、日米協議「ヤマ越えた」
【ワシントン共同】米通商代表部(USTR)のフロマン代表は1日、上院財政委員会通商政策の公聴会で、TPP日米協議について「2国間の市場開放をめぐる議論が重要なヤマを越えた」と述べ、難航する交渉で局面を打開することができたと強調した。
フロマン氏は、4月24日の日米首脳会談を経て2国間協議が「節目となる成果」を挙げたと発言。TPP交渉全体に「重要な推進力を与える」とした。米国が目指す日本の農業と自動車の市場開放に向けた「道筋を特定した」と説明し、交渉全体の年内妥結に向け努力することも表明した。
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