熊本の鳥インフル、防疫作業終了
熊本県は16日、高病原性鳥インフルエンザが発生した多良木町の養鶏場と、経営者が同じ相良村の養鶏場で殺処分した計約11万2千羽の鶏を土中に埋めるなどの防疫のための作業を全て終えた。両養鶏場周辺での車両の消毒は継続する。蒲島郁夫知事は記者会見で「ウイルスの封じ込めは順調に行われている」と評価した。
今後新たな発生がなければ、県は3キロ圏内の移動制限を5月8日に解除する。半径3~10キロ圏からの鶏や卵の持ち出し制限も、抗体検査の結果が陰性であれば5月初めに解除する見通しで、その後は出荷や搬出が可能になる。
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