ピーチ機操縦室の会話記録消失か
格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーションの旅客機が那覇空港付近で海上約75メートルまで異常降下したトラブルで、同機は那覇到着後も運航を続けたため、操縦室の会話を録音した音声記録装置(CVR)の記録が消えた可能性のあることが1日、国土交通省への取材で分かった。
国交省によると、CVRが記録できるのは約2時間で、データは次々と上書きされ消える仕組み。管制官との交信を録音したデータは空港で保管されているが、機長と副操縦士の会話が確認できなくなると、運輸安全委員会の調査に支障が出る恐れがある。
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