韓国、沈没船の改造適正か捜査
【ソウル共同】韓国南西部・珍島沖の旅客船セウォル号沈没事故の合同捜査本部は30日までに、同船の改造が適正だったかを調べるため、1994年に日本で建造された同船が日本で運航されていた当時の船の設計図を、外交ルートを通じ日本政府から提供を受けた。韓国政府筋が明らかにした。
30日で事故発生から2週間。捜査本部は船の改造と転覆・沈没の関連を含め事故原因の究明を本格化させた。一方、韓国政府関係者は30日、船内での安否不明者の捜索を、5月中旬をめどに打ち切ることを検討していると明らかにした。その後、船体の引き揚げ作業に移行する計画とみられる。
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