【ソウル共同】ソウルの地下鉄駅で2日に列車が追突し少なくとも240人が負傷した事故で、ソウル市は3日、駅に列車が停止していたのに信号表示の異常で後続列車が運転を続け、信号に連動した自動列車停止装置(ATS)も作動しなかったと明らかにした。
4月末に信号と関連する機器を調整したことが原因で異常が起きた可能性があるという。捜査当局は3日、地下鉄を運営するソウル市傘下の公営企業ソウルメトロを家宅捜索した。
韓国各紙は、多数の犠牲者が出た旅客船沈没事故で交通機関の安全管理が問われている中、また事故が起きたとして行政当局を「安全不感症だ」と非難した。
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