韓国、350人乗り客船が浸水
【ソウル共同】修学旅行中の韓国高校生らが乗った韓国の「セウォル号」(乗客乗員計約475人)が16日午前9時ごろ、韓国南西部の珍島付近で遭難信号を発信した。船体は同日昼前に完全に沈没し、男性と女性の計2人の死亡が確認された。韓国政府の対策本部は同日正午までに197人を救助したとしているが、多数が船内に取り残されている恐れもある。
海洋警察や海軍などの艦艇数十隻やヘリが現場に投入され、救助活動に当たった。
聯合ニュースは「事故直前にドンという大きな音がした」との乗客の話を伝えた。霧が出ていたとの情報もあり、海洋警察は座礁した可能性があるとみて調べている。
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