長野県教育委員会は24日、県立のすべての中学校、高校、特別支援学校で2014年度から、生徒が匿名で、授業の満足度を5段階評価する制度を始めると発表した。
県教委によると、都道府県単位で一斉に取り組むのは珍しい。結果を基に校長が各教諭と面談し、授業の改善につなげるほか、教諭の業績を評価する際の参考にする。
県教委によると、年2回が基本で、全教科が対象。マークシートを利用し、自由記入欄も設ける。県内の多くの学校ではすでに授業に関するアンケートを実施しているが、匿名にすることで、さまざまな意見を吸い上げられるようにする。
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